家計簿・資産管理アプリを使って資産を「貯める」&「増やす」方法


今回は、家計簿・資産管理アプリを使って「貯める」&「増やす」方法のご紹介です。
資産運用は「収入」−「支出」=「利益」の単純な引き算

資産を増やすための公式は単純です。
「収入」−「支出」=「利益」です。この「利益」ができるだけ多くなるようにすればよいのです。
「収入」とは、お金の入り口のことです。給料による収入や、利子収入、資産運用による評価益、配当金や分配金の受取などがあります。
「支出」とはお金の出口のことです。必要なもののためにお金を使うことは避けて通れません。
「収入」が増えても「支出」がそれ以上にかかっていては結果はマイナスです。この場合は「利益」ではなく「損失」になってしまいます。
逆に、「収入」が減っても、「支出」をさらに抑えることで、「利益」を確保することができます。
要は、「収益」と「費用」の両方の流れを把握することが重要なのです。
資産管理のスタートはお金の流れをつかむことから

私は投資歴約8年の間に、金融資産を5000万円以上にまで増やすことができました。
増やすことができた要因はいろいろありますが、その一つに「資産の見える化」があります。
お金の流れをつかむことができれば現在の自分の立ち位置(保有資産額)が分かります。そこを基準に今後の目標を立てるのです。
資産の把握が必要なのは始めたときだけではありません。
毎日、毎週、毎月のお金の流れをつかむことで、計画通りに進んでいるか、予想外の出費があったのか、計画を見直す必要があるのかなどが分かります。
金融関連サービスの口座(アカウント)の管理はめんどう
今は口座(アカウント)数が少なくてもいずれ増える可能性が高い


皆さんはいくつの金融関連サービスの口座(アカウント)を持っていますか。まだ少ない方、すでにたくさんお持ちの方、様々だと思います。
今はまだ口座(アカウント)が少ない方も、次のような理由で将来は口座(アカウント)が増える可能性が高いと思います。
- オリジナルのサービスを提供している銀行、証券会社、クレジットカード会社と取引がしたい(積極的理由)
- 学業・仕事や家庭の事情で、特定の金融機関の口座を開設せざるを得ない(例、給与振込、学費引去)(消極的理由)
- 金融機関の破綻や金融犯罪(不正アクセス)に備えて、資産を複数の口座に振り分けて管理する(リスク管理)
金融関連サービスの一元管理ができていないことで起こりうるトラブル
複数の証券口座、銀行口座などの金融関連サービスの口座(アカウント)に関して、一元管理ができていないことで起こりうるトラブルは以下の通りです。
- 銀行口座の残高不足に気づかず、クレジットカードの請求の引き去りができなかった
- いつの間にか、ある証券口座に登録してある株が急落していたことに気づかず、売り時を逃した
- ついクレジットカードで買い物をしすぎてしまう
- 自分の金融資産が今どれくらいあるのかすぐに分からない
したがって、今後口座(アカウント)が増える可能性がある方、すでに多くをお持ちの方、どちらであっても一元管理に備えることが重要です。
家計簿・資産管理アプリのメリット

家計簿・資産管理アプリには以下のようなメリットがあります。
貯める
キャッシュレス決済の利用状況がわかる

クレジットカードや○○Payは日常生活に定着しました。
現金がいらないですし、ポイントもたまりますので、多くの人が利用しています。
一方で、便利なため、つい使いすぎてしまう人も多いです。クレジットカードの請求を見てびっくりしたことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そのようなやキャッシュレス決済の履歴も家計簿・資産管理アプリなら、こまめにデータ更新され、アプリ上で表示されます。
したがって、キャッシュレス決済の使いすぎ、ムダな支出を防いで、お金を貯めることができます。
複数の金融口座の残高も一目でわかる
できれば一つにまとめたい金融機関ですが、様々な理由で複数の金融機関の口座を持つケースがあります。
残高を確認するためにいちいちそれぞれの金融機関に出向くのは面倒ですし、オンラインシステムを導入している場合であっても、残高照会のためには金融機関ごとにアクセスする必要があります。
それらを手計算で集計して管理するのも大変です。
家計簿・資産管理アプリなら、それぞれの金融機関の残高やその合計が一目でわかります。
リアルタイムで把握できますので、お金の支出をコントロールするのに役立ちます。
自動で家計簿をつけてくれる
家計簿・資産管理アプリなら、キャッシュレス決済や口座引落の内容を分析して、自動で家計簿を作成してくれます。
キャッシュレス決済の比率が高い方なら、ほぼ何もすることはありません。
現金の場合は、レシートの読み込みや自分自身による入力で内容を編集することができます。
増やす
資産運用状況が一元管理できる
お金は銀行口座に預けっぱなしではほとんど増えません。利子はゼロに等しいです。
したがって、中長期の資産運用のためには、証券会社の口座を開設して、株式などの取引をすることが有力な選択肢となります。
家計簿・資産管理アプリなら、ほとんどの証券会社の口座と連携可能ですので、すべての取引証券口座分をアプリ上で一覧で表示できます。
特に、株などのリスク資産は、日々の相場や為替の影響によって大きく値動きします。
そのような値動きを見逃さず、適切なタイミングで売買をすることで、効率的な資産運用が可能になります。
成果を週単位、月単位で比べられる

集約されたデータは、週単位、月単位で比較が可能です。
良かった点、悪かった点を分析して、今後の改善につなげることができます。
実際に使っている、おすすめの家計簿・資産管理アプリ
私が実際に使っているのは、「マネーフォワード ME アプリ」です。これをチェックしない日はほぼないです。
無料会員とプレミアム会員(有料)とがありますが、無料会員でもこれまでご説明差し上げた通りの十分な機能があります。
プレミアム会員(有料)限定の機能は以下のとおりです。
- 連携数が無制限
- 1年以上前のデータを閲覧可
- 家計改善を実感したプレミアム会員の平均改善額は月29,059円
最後に

いかがでしたでしょうか。
家計簿・資産管理アプリは資産運用の必須ツールです。これなしでは資産管理はできないほどです。
ダウンロード、利用は無料ですので、ぜひ正規配信サイトからお申し込みください。
※正規配信サイト以外からのダウンロードにご注意ください。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。