今回は、私が実践している3つの節約マインドについて紹介します。
40代で7000万円貯まった!
私は40代で7000万円以上の資産形成をすることができています。
なお、これはすべて現金や有価証券によるものであり、不動産の資産は含まれていません。(※持ち家はありません)
また、負債(銀行からの借り入れ)もありませんので正味の金融資産で7000万円以上あることになります。
お金は増やすよりも節約で貯めるほうが確実
お金を増やすのは難しい
お金を増やすことには不確実性が伴います。
私の主な収入源は会社からの給与ですが派手な給与アップは見込めません。
むしろ近い将来は減ることが分かっています。
しかもリストラに遭えばその収入源を断たれることになります。
また、私の資産形成に大きく寄与した投資ですが、これからも確実に増えてくれるとは限りません。
これからも数年単位で「〇〇ショック」のようなイベントもあることでしょう。
それに対して節約でお金を貯めるほうが確実です。
いつもの「〇〇」をやめたり、毎月の「△△」を他のもので代用したりすることで、確実にお金を節約し、その分を貯めることができるからです。
大事なのは節約テクニックよりも「節約マインド」!
なお、一つ一つの節約テクニックも大事ですが、より重要なのは「節約マインド」です。
なぜなら、せっかく節約テクニックで浮いたお金ができたとしても、節約マインドがなければ結局はそのお金を他のものに浪費してしまう可能性があるからです。
そこで今回は、私が実践している、お金が貯まる節約マインドを実例を含めてご紹介いたします。
7000万円貯まった!たった3つのお金の節約マインド
お金を貯めることの優先順位を上げる
先に貯めて、残りを使う
皆さんは、家賃や公共料金、クレジットカードの請求がすべて引き去りされた後の残額を見て「お金が貯まらないな~」と思うことはありますでしょうか。
この行動パターンではそもそもお金を貯めるのは難しいです。
なぜなら、お金を貯めることが後回しになっているからです。
買いたいもの、欲しいもの、目に留まったものをすべて買った後のお金で貯金をしていたらなかなかお金は貯まりません。
そこで、お金を貯めたいと思うのであれば、その優先順位を上げましょう。
具体的には「先に貯めて、残りを使う」という方法です。
これであれば先に貯金額が決まりますので確実にお金を貯めることができます。
後は残りのお金でやりくりすればよいのです。
先に貯める方法には大きく2つあります。
- 振込前の給料から差し引く
- 振込後の給料から貯金する
具体例
振込前の給料から差し引く
企業などが従業員に給料を支払う際に税金・保険料などをあらかじめ差し引くことを「天引き」(てんびき)と言います。
それらが差し引かれて銀行口座などに振り込まれる金額がいわゆる「手取り」の給料です。
会社の給料から振込前に差し引かれていたらそのお金に手のつけようがないので確実に貯めることができます。
給料日にお金を引き出してパーッと使ってしまうような人にはとても有効です。
企業によっては従業員の資産形成を支援するために財形貯蓄制度や従業員持株制度を導入しているところがあります。
もし皆さんのお勤め先にこのような制度があれば利用を検討してみましょう。
給料からあらかじめ一定額が引き去られますので確実に一定の額を貯蓄できますよ。
振込後の給料から貯金する
銀行口座などに振り込まれた後の給料から貯金することもできます。
例えば、普段よく使う口座から貯金専用の口座に毎月一定額を振り替えるやり方などがあります。
しかしながら、この方法ですと毎月の振替が面倒ですし、つい誘惑に負けて貯金をせずに使ってしまうかもしれません。
そこでおすすめなのが「毎月自動で一定額を引き去る」方法です。
これであれば私たちの意思とは関係なく、自動的に一定額を貯金に充足することができます。
そのための様々なサービスがあります。例えば、定期積立貯金やNISAなどです。
私のおすすめはNISAなどで一定額を資産運用に充足することです。
「貯金」だけなら貯めた分の金額しか貯まりませんが、株や投資信託などのリスクのある金融資産に投資をすることで貯蓄額以上の金額に増やせる可能性が高まります。
詳しいやり方やメリットについてはこちらの記事をご参照ください。
どうすればそれがなくても済むかを考える
世の中どんどんほしいもの、便利なものが登場してきます。
それをすべて購入していたらきりがありません。
「あれば便利」なものを「どうすればそれがなくても済むか」を考えてみましょう。
例えば、以下のようなものがあります。
スマホ加入プラン
今は大手キャリアも割安なプランを販売しています。
まだの方はぜひ見直してみましょう。
テレビ
パソコンがあればテレビの機能を付け加えることができます。
お部屋もスッキリするのでおすすめです。
食費(ふるさと納税)
私の場合は、お米はすべてふるさと納税で調達しています。
その他、お得な返礼品をご紹介していますのでぜひご覧ください。
収入や貯蓄が増えても消費する額は増やさない
収入や貯蓄が増えても消費はキープする
金銭的に余裕が出てきた方に多いのが、収入や貯蓄が増えたときにそれに応じて消費してしまうパターンです。
住まいや車をグレードアップさせたり、高級腕時計やブランド物を買ったりするというのがその例です。
これではいつまでたってもお金は増えません。
見せびらかしの消費も天敵
見せびらかしの消費も貯蓄の天敵です。
ここでいう見せびらかしの消費とは、生活上の利便性や商品の必要性を目的とした消費ではなく、社会的地位や威信を見せびらかすための消費のことです。
そのような消費を勧める広告を見てすっかりその気になってとりこになってしまったら抜け出すのは難しいかもしれません。
また、見せびらかしの消費は、友人や知人、SNSなどの間で不毛な競争になることがあります。
「あの人が〇〇を持っていたから自分は△△で対抗しよう」などとついついエスカレートしがちです。
このような消費に終わりはなく、単なる自己誇示や競争心のための消費でしかありません。
収入や貯蓄が増えると、自分が大きくなったような気がして、ついこれまで買えなかってものを買ってしまったり、見せびらかしの消費をしてしまいがちですが、ここが我慢のしどころです。
決まったものだけを計画的に買う
皆さんはスーパーやデパート、コンビニに入って、予定のものだけを買ってそのお店を出ることができますでしょうか。
つい、あれもこれも買ってしまうということはないでしょうか。
私も全く無いとは言いませんが、通常は目的のものしか買いません。
スーパーやデパート、コンビニは消費者についで買いをしてほしい工夫をこらしています。
レジの前にちょっとしたお菓子を置いたり、割引を強調したり、その方法は様々です。
彼らは消費者がつい買いたくなるきっかけづくりのプロです。
どうしたら消費者にもっとお金を使ってもらえるのかを必死に考えています。
私たちはそれに対抗しなければ、彼らの仕掛けた罠にかかってしまうことになります。
したがって、私たちは「決まったものだけを計画的に買う」という「消費のプロ」でなければなりません。
コツを紹介します。
セールだからと言って買わない
「セールだから」、「バーゲンだから」といって買い物をする人がいます。
本当に買いたかったものがその時期にちょうど売り出されていたのでしたら問題ありません。
しかしながら、「安いから」、「この時期は買い物することに決めているから」ということだけで買い物をしてはデパートのマーケティングの罠にハマって無駄買いをしてしまうことになります。
本当に必要かどうかを見極めて買い物をするようにしましょう。
買い物は事前にリストをつくってそれだけを買う
買うものを決めずにお店に入るとつい余計なものを買ってしまいます。
食事の献立を考えずにスーパーに入ったときやとにかくお腹が減っていてコンビニに入ったときによくありがちです。
ここで思い出していただきたいのが、スーパーやデパート、コンビニなどの小売店は、消費者がつい買いたくなるきっかけづくりのプロだということです。
私たち消費者は強い意志や計画性を持たないと彼らに根負けして余計なものを買ってしまうことになります。
確かに誘惑は多いですが、その誘惑に負けずに決めたものしか買わない強い意志が大事です。
クーポンもレジでのチェックで十分
小売店のクーポンも要注意です。
これもついで買いをさせる仕掛けです。
消費者にとってはお得に感じるかもしれませんが、クーポンは消費者の来店を促したり、他のものを買わせたりする目的がありますのでクーポン目当ての買い物には注意しましょう。
私の場合は、買い物かごを持ってレジで並んでいるときに、スマホでクーポンをチェックして、かごの中の商品の中にたまたまクーポンの対象商品があったときにそれを使うようにしています。
このやり方なら、いくらクーポン対象だろうが買う予定のないものは買わないで済みます。
なお、クーポン自体が悪いわけではありません。
クーポンを上手に使えば特定の商品を安く購入できますので、ついで買いの罠にハマらないように注意して有効活用しましょう。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
ぜひ一緒に賢い消費をしてお金を貯めましょう!