長期保有のメリットがエグい株主優待10選を一挙公開!

今回は、長期保有のメリットがエグい株主優待10選を一挙公開します。

なお、記載している株主優待の内容は、記事作成時のものです。

(はじめに)株主優待とは

はじめに、株主優待について簡単に説明させていただきます。

株主優待とは、株式を発行する企業が、自社の株を保有する株主に対して、自社商品やサービスなどの「優待品」を贈る制度です。

短期的に株の売買を繰り返す投資家や、企業の経営に圧力をかけるために大量の株式を保有しようとする大口投資家は、企業にとっては好まれない存在であることがあります。

そのような投資家が多いと、株価が激しく上下したり、大口投資家が経営に関与したりすることで、業績が不安定となる要因になります。

したがって、多くの企業にとっては長期的、安定的に株式を保有してくれる個人の株主がありがたいのです。

つまり株主優待は、長期的、安定的に株式を保有してくれる個人の株主を数多く確保するために、企業が独自のサービスを提供する制度とも言えます。

長期保有でさらに株主優待の中身が充実するものもある

さらに、株主優待の中には、2年以上、3年以上などという長期保有を条件に、株主優待を上乗せしてくれるものがあります。

今回は私の独自の観点で、長期保有のメリットがエグい株主優待10選を一挙公開します。

長期保有のメリットがエグい株主優待10選

それでは、長期保有のメリットがエグい株主優待10選のご紹介です。

ビックカメラ (3048):株主様お買物優待券

ビックカメラ の株主優待は「全株主様向け優待制度」と「長期保有株主様向け優待制度」の2つがあります。

つまり、「すべての株主を対象とした優待」と「長期保有株主だけの優待」があります。

長期保有株主はこの両方もらうことができます。

保有株式数、保有期間に応じて複数の受取パターンがありますが、例えば100株分を2年間以上保有することで、年間に5,000円分の優待券がもらえます。

私は実際に100株を2年以上保有していますので、年間に5,000円分の優待券をいただいています。

ビックカメラの公式サイトでの説明はこちら

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リコーリース(8566):クオカード

リコーリースの株主優待はクオカードです。保有期間によってもらえる金額が違います。

保有期間におけるクオカードの金額は以下の通りです。

  • Aランク(保有継続期間3年以上)・・・5,000円相当
  • Bランク(保有継続期間1年以上)・・・4,000円相当
  • Cランク(保有継続期間1年未満)・・・3,000円相当

株主優待が充実している企業の中には、配当は控えめなところもありますが、リコーリースは配当利回りも高め(約3%)な点が魅力的です。

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日本取引所グループ(8697):クオカード

日本取引所グループの株主優待はクオカードです。

保有期間によってもらえる金額が違います。

基本は100株以上で1,000円相当のクオカードがもらえるのですが、保有期間によって以下の通り増額します。

  • 1年以上2年未満継続保有の場合・・・2,000円相当
  • 2年以上3年未満継続保有の場合・・・3,000円相当
  • 3年以上継続保有の場合・・・    4,000円相当

配当利回りも2%台ですので株主優待とのトータルで見るととても魅力的です。

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KDDI(9433):カタログギフト

KDDIの株主優待はカタログギフトです。

100株以上か1,000株以上かでカタログギフトの内容が変わります。

さらに、5年以上継続保有するとグレードアップします。

通常の場合

  • 100株以上・・・3,000円相当のカタログギフト
  • 1,000株以上・・5,000円相当のカタログギフト

5年以上継続保有の場合

  • 100株以上・・・5,000円相当のカタログギフト
  • 1,000株以上・・10,000円相当のカタログギフト

配当利回りも3%台後半です。

長期保有メリットのある株主優待制度もあり、お得感が強いです。

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オリックス(8591):カタログギフト

オリックスの株主優待は2つあります。

100株以上の保有で「株主カード」と「ふるさと優待」の2つの優待が受けられます。

「ふるさと優待」とはオリックスの取引先取扱商品などを対象としたカタログギフトのことです。

この「ふるさと優待」にはAコースとBコースの2つがあります。

Aコース・・・3年以上継続保有の株主が対象

Bコース・・・3年未満保有の株主が対象

したがって、3年以上継続保有をすればグレードアップしたカタログギフト(Aコース)の中から商品を選べるようになります。

配当利回りも4%弱ですので、「配当利回り+株主優待」のトータルでのお得感が強いです。

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プロネクサス(7893):クオカード

プロネクサスの株主優待はクオカードです。

100株以上か1,000株以上かでクオカードの金額が異なります。

さらに、保有期間でも異なります。

例えば100株以上の場合は以下のとおりです。

  • 1年未満・・・500円相当
  • 1年以上3年未満・・・1,000円相当
  • 3年以上・・・1,500円相当
  • 5年以上・・・2,000円相当
  • 10年以上・・・3,000円相当

ちなみに私は5年以上の保有で2,000円相当のクオカードをもらいました。

株主優待で「10年以上」のステージがあるのはかなり珍しいです。

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中央倉庫(9319):おこめ券

中央倉庫の株主優待はおこめ券です。

保有する株数に応じて以下のとおりもらえるおこめ券の内容が異なります。

  • 100株以上・・・おこめ券2キロ分
  • 1,000株以上・・・おこめ券4キロ分
  • 5,000株以上・・・おこめ券10キロ分

さらに、3年以上継続保有(株主名簿に連続7回以上記載)の場合、以下のとおり加算されます。

  • 100株以上・・・おこめ券1キロ分
  • 1,000株以上・・・おこめ券2キロ分
  • 5,000株以上・・・おこめ券5キロ分

(参考)おこめ券の買取価格

おこめ券は、人によってはあまり使わない方もいらっしゃるかもしれません。

そのような場合は金券ショップで買い取ってもらうことができます。

アクセスチケットでの買取価格は以下の通りです。

「おこめ券(お米券) (額面440円)」の場合・・415円 ※2021年8月17日現在 アクセスチケットのHPはこちら

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タマホーム(1419) :クオカード

タマホームの株主優待はクオカードです。

権利確定日が5月末と11月末ですので、年に二回、株主優待をもらえます。

保有期間が3年未満の場合は100株以上の保有で500円相当のクオカードがもらえますが、3年以上継続保有の場合、1,000円相当のクオカードがもらえます。

受取回数は年二回ですので、年間に2,000円分のクオカードをもらえることになります。

また、配当利回りも4%前半とかなり高めです。

さらに、私の場合、長期保有する間に株価が5倍ほどに値上がりしました。

株価上昇、配当利回り、株主優待の3つどれをとっても長期保有のメリットがエグかったのがタマホームです。

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イオン(8267):イオンギフトカード

イオンの株主優待は2つあります。

「優待カード(オーナーズカード)」と「イオンギフトカード」です。

このうち、「イオンギフトカード」は1,000株以上を3年以上継続保有した場合にもらうことができます。

保有数に応じた受取額は以下のとおりです。

  • 1,000株~1,999株・・・2,000円
  • 2,000株~2,999株・・・4,000円
  • 3,000株~4,999株・・・6,000円
  • 5,000株以上・・・  10,000円

なお、私は100株しか保有していませんので、この優待制度の対象外です。

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キムラユニティー(9368 ):おこめ券

キムラユニティーの株主優待はおこめ券です。

権利確定日は3月末と9月末ですので年二回、受取の機会があります。

保有数に応じて、もらえるおこめ券の内容が異なります。

  • 100株以上・・・2キロ分
  • 500株以上・・・3キロ分
  • 1,000株以上・・5キロ分

さらに、500株以上を2年以上継続保有した場合は2キロ分が加算されます。

配当利回りも3%弱ですので、「配当利回り+株主優待」のトータルでのお得感が強いです。

注意点・リスクについて

いいことづくめのように思える株主優待の長期保有ですが、株式はあくまでリスク(損失の可能性)のある金融商品です。

また、株主優待固有の注意点もあります。

  • 株主優待を目的に株式を保有している間は、その株式を市場で売却できない。(もちろん売ろうと思えば売れますが、株主優待を受け取る権利がなくなってしまいます)
  • 企業の都合により、株主優待の内容が悪くなったり、株主優待制度そのものがなくなったりする場合がある。
  • 株主優待を受け取ることができたとしても、株価下落により評価損が生じることで、トータルでの損益がマイナスになる可能性がある。

これらのようなリスクについても理解したうえで、賢く株主優待を活用しましょう。

おすすめ記事・カテゴリー

最後に

かなのん

株主優待の楽しみ方は人それぞれです。

本ブログでは私の場合の活用方法、楽しみ方を紹介していますので、ぜひ他の記事もご覧ください。

株主優待については、こちらのカテゴリーにまとめています。

最後までご覧いただきありがとうございました。

(参考)株を買うには

株を買うには証券会社で口座をつくる必要あります。おすすめの証券会社は以下の3つです。

おすすめ証券会社とおすすめポイント

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