今回は、下げ相場のでの副業・インデックス投資サラリーマンの心理(※私の個人的なものです)をご紹介します。
(はじめに)インデックス投資について
インデックス投資とは?
インデックス投資とは、「インデックス(市場の動きを示す指数)」と同じ値動きをすることを目指して運用する投資手法のことです。
インデックスの代表例は、日経平均やTOPIX、ダウ工業株平均といった株価指数です。
インデックス投資は、市場連動型の投資ですので、市場に身を委ねる「あるがまま」の投資手法です。
自己の判断を関与させない、市場まかせの投資手法とも言えます。
下げ相場での副業・インデックス投資サラリーマンの心理について
それでは、下げ相場での副業・インデックス投資サラリーマンの心理についてご紹介します。
なお、これらは一般的なものではなく、すべて私の個人的なものです。また、インデックス投資に関しては、積立投資も組み合わせて行うことを前提としています。
心理その1:下げ相場は織り込み済みなのでへっちゃら
インデックス投資においては下げ相場があることは織り込み済みです。
多少の下げ相場は当たり前と受け止めますのでへっちゃらです。
日経平均やTOPIX、ダウ工業株平均などのインデックス(市場の動きを示す指数)が絶えず右肩上がりで上昇することなどありえません。
むしろ、ドルコスト平均法を組み合わせることで下げ相場も味方につけることができます。
したがって、中長期的に上昇と下降のジグザグを繰り返しながら、最後に上昇していればよいのです。
心理その2:どうせなならしばらく続いてほしい
どうせならしばらくは下げ相場が続いてほしいと思うこともあります。
インデックス投資をしている副業サラリーマンにはお金を稼ぐ2つのエンジンがあります。
一つ目のエンジンはインデックス投資投資の金融資産そのもの、二つ目は毎月の給与や賞与からの投資です。ここが専業投資家との大きな違いです。
専業投資家のエンジンは投資資産しかありませんので、それが尽きたらおしまいです。
でも、サラリーマンは違います。本業の収入から定期的に投資資金をつぎ込むことができます。
下げ相場はバーゲンセールのようなものです。いつもは高くて手が出なかった商品が安い値段で買えます。
したがって、バーゲンセール中にできるだけたくさん買っておきたい心理が働きます。
バーゲンセールが終わったあとは元の値段に戻ってしまうからです。
副業サラリーマンにとって、短期間につぎ込める資金には限りがありますので、できれば下げ相場(≒バーゲンセール期間)は長く続いてほしいと思うものです。
心理その3:大きな損失を抱えると心理的ダメージを受ける
やっぱり、精神的なダメージを受けることもあります。
インデックス投資に関しては、ちょっとした下げ相場くらいなら、「ああ、またか」程度に楽観的に受け止めることができます。それでも自分が投資した金融商品の評価額が大きなマイナスになると心理的なダメージが大きいです。
それは次のようなものです。
・評価損を抱えることによる直接的なダメージ
・自分がやってきたこと、購入判断が間違っていたのではないかという自信喪失
投資資産が大きくなるに連れて、下げ相場の局面では数ヶ月分の給料や賞与に相当する金額が一気に吹き飛んでしまうことがあります。
自分の心をコントロールするのは今でも難しいですが、下げ相場の局面でもパニックにならないことが大事だと思います。
心理その4:最後は上がってほしい
なんだかんだ言って、最後は上がってくれないと困ります。
インデックス投資は下げ相場を味方につける投資方法ですが、下がりっぱなしでいいわけではありません。
上のイラストのように、相場の上昇と下降を繰り返しながらも、最後は上昇していることが大事です。(資産を増やすためには、最低限、ジグザグの横ばいであることが必要です)
したがって、いつかは相場が上昇してもらわないと困ってしまいます。
その「いつか」が分からない点、来るかどうかさえ分からないという点に、インデックス投資の限界があります。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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