下げ相場での副業・インデックス投資サラリーマンの心理とは?


今回は、下げ相場のでの副業・インデックス投資サラリーマンの心理(※私の個人的なものです)をご紹介します。
私の投資成績について知りたい方はこちらをご覧ください。
(はじめに)インデックス投資について
インデックス投資とは?


インデックス投資とは、「インデックス(市場の動きを示す指数)」と同じ値動きをすることを目指して運用する投資手法のことです。
インデックスの代表例は、日経平均やTOPIX、ダウ工業株平均といった株価指数です。
インデックス投資は、市場連動型の投資ですので、市場に身を委ねる「あるがまま」の投資手法です。
自己の判断を関与させない、市場まかせの投資手法とも言えます。
インデックス投資と相性の良い積立投資について


インデックス投資と相性が良いのは積立投資です。
積立投資の代表例がつみたてNISAです。
定期的に一定の額を自動的に投資することができます。定期的に一定の額を買うことには次のメリットがあります。
・相場が上昇しているときは高値づかみを抑制することができる。
・反対に、相場が下降しているときは安い値段で多くの金融商品を買うことができる。
例で説明します。
毎月1,000円を投資していて、平均的な相場のときには、1口100円の金融商品を10口買うことができるとします。
・相場が上昇しているとき:1口200円に値上がりした場合は5口しか買うことができません(200円×5口=1,000円)が、結果的に値段が高いときにたくさんの口数を買うことを避けることができます。
・相場が下降しているとき:1口50円に値下がりしたときは20口も買うことができます(50円×20口=1,000円)ので、安いときに多く購入できたことになります。
このように購入するタイミングを分散させて一定額の投資を行う手法を「ドルコスト平均法」と言います。
インデックス投資における相場の波を活かすのにはドルコスト平均法がぴったりです。
自動積立だけではない「積立投資」
私の場合は、投資信託だけではなく、ETFも活用してインデックス投資をしています。
ETFの定期購入ができるサービスも最近登場しましたが、まだまだ発展途上です。
そこで以下のような方法で「積立投資」をしています。
・毎月の給与が一定額に貯まったら投資をする
・半年ごとの賞与のうち一定額を投資する
・投資資産からの配当・分配金が一定額に貯まったら再投資する
このように、自動的ではありませんが、工夫次第、計画次第で、投資信託以外でも定期的な積立投資(追加投資)を行うことができます。
下げ相場での副業・インデックス投資サラリーマンの心理について

それでは、下げ相場での副業・インデックス投資サラリーマンの心理についてご紹介します。
なお、これらは一般的なものではなく、すべて私の個人的なものです。
また、インデックス投資に関しては、積立投資も組み合わせて行うことを前提としています。
心理その1:下げ相場は織り込み済みなのでへっちゃら


インデックス投資においては下げ相場があることは織り込み済みです。
多少の下げ相場は当たり前と受け止めますのでへっちゃらです。
日経平均やTOPIX、ダウ工業株平均などのインデックス(市場の動きを示す指数)が絶えず右肩上がりで上昇することなどありえません。
むしろ、ドルコスト平均法を組み合わせることで下げ相場も味方につけることができます。
したがって、中長期的に上昇と下降のジグザグを繰り返しながら、最後に上昇していればよいのです。
心理その2:どうせなならしばらく続いてほしい


どうせならしばらくは下げ相場が続いてほしいと思うこともあります。
インデックス投資をしている副業サラリーマンにはお金を稼ぐ2つのエンジンがあります。
一つ目のエンジンはインデックス投資投資の金融資産そのもの、二つ目は毎月の給与や賞与からの投資です。ここが専業投資家との大きな違いです。
専業投資家のエンジンは投資資産しかありませんので、それが尽きたらおしまいです。
でも、サラリーマンは違います。本業の収入から定期的に投資資金をつぎ込むことができます。
下げ相場はバーゲンセールのようなものです。いつもは高くて手が出なかった商品が安い値段で買えます。
したがって、バーゲンセール中にできるだけたくさん買っておきたい心理が働きます。
バーゲンセールが終わったあとは元の値段に戻ってしまうからです。
副業サラリーマンにとって、短期間につぎ込める資金には限りがありますので、できれば下げ相場(≒バーゲンセール期間)は長く続いてほしいと思うものです。
心理その3:大きな損失を抱えると心理的ダメージを受ける


やっぱり、精神的なダメージを受けることもあります。
インデックス投資に関しては、ちょっとした下げ相場くらいなら、「ああ、またか」程度に楽観的に受け止めることができます。
それでも自分が投資した金融商品の評価額が大きなマイナスになると心理的なダメージが大きいです。
それは次のようなものです。
・評価損を抱えることによる直接的なダメージ
・自分がやってきたこと、購入判断が間違っていたのではないかという自信喪失
投資資産が大きくなるに連れて、下げ相場の局面では数ヶ月分の給料や賞与に相当する金額が一気に吹き飛んでしまうことがあります。
自分の心をコントロールするのは今でも難しいですが、下げ相場の局面でもパニックにならないことが大事だと思います。
心理その4:最後は上がってほしい


なんだかんだ言って、最後は上がってくれないと困ります。
インデックス投資は下げ相場を味方につける投資方法ですが、下がりっぱなしでいいわけではありません。
上のイラストのように、相場の上昇と下降を繰り返しながらも、最後は上昇していることが大事です。(資産を増やすためには、最低限、ジグザグの横ばいであることが必要です)
したがって、いつかは相場が上昇してもらわないと困ってしまいます。
その「いつか」が分からない点、来るかどうかさえ分からないという点に、インデックス投資の限界があります。
インデックス投資をするには証券口座の開設が必要


まだの方は証券口座をつくりましょう。
株を買うには証券会社で口座をつくる必要あります。通常は国内株式の取引用の口座開設からスタートすることになります。
今やネットでの口座開設申込書、ネット上での株取引は当たり前です。
なお、海外株や海外ETFの取引をする場合には、海外株式用の口座を作る必要もあります。
国内株・海外株(海外ETFを含む)の両方とも取り扱い豊富な、おすすめの証券会社は以下の3つです。
おすすめ証券会社とおすすめポイント
- SBI証券👉・・・ネット証券口座開設数No.1(※記事更新時)!業界屈指の格安手数料!取扱商品が豊富!
- 楽天証券👉・・・楽天サービスとの相性バツグン!楽天ポイントも使える!銘柄分析が見やすい!
- マネックス証券👉・・・充実の資産管理ツール!ワンタイムPWで安心のセキュリティ!はじめやすい手数料!
毎月または毎年どれくらいインデックス投資をすれば目標に達成するのか?(外部サイトの紹介)


インデックス投資における将来のシミュレーションを行うことができる外部サイト(楽天証券)をご紹介します。
以下の切り口でのシミュレーションが可能です。
- 運用成績・・・「毎月積立額」「積立期間」「リターン」を入力することで、運用成績(=最終積立金額)を計算します。
- 毎月の積立額・・・「最終積立金額」「積立期間」「リターン」を入力することで、「最終積立金額」の達成に必要な月々の積立額が計算されます。
- 積立期間・・・「最終積立金額」「毎月積立額」「リターン」を入力することで、「最終積立金額」達成にかかる時間(=積立期間)が計算されます。
- リターン・・・「最終積立金額」「毎月積立額」「積立期間」を入力することで、「最終積立金額」の達成に必要なリターンが計算されます。
積立かんたんシミュレーションはこちら(※楽天証券のサイトに移動します)
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- 資産運用・投資成績・ポートフォリオ
- 配当金(分配金)
最後に

いかがでしたでしょうか。
下げ相場に関する複雑な心理を皆様と共有できたら幸いです。
最後までご覧いただきありがとうございました。

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