【RWR 海外ETF】2021年12月更新 配当金情報まとめ【インデックス投資】


今回は、RWR(海外ETF)から配当金をいただきましたのでご紹介します。
Contents
最新の配当金受取情報
①配当受取日 「外国証券に関するご案内(権利配当等)兼支払通知書」の「お支払年月日」を記載 | 2021/12/29 |
②配当金:税込金額(米ドル) ※アメリカで課税される前の金額 | 607.00 |
③配当金:米国での課税後の差引金額(米ドル) ※②から税率10%が控除 | 546.30 |
④配当金:米国での課税後の差引金額(円) ※③の円換算 | 61,857 |
⑤配当金:日本でも課税された後の実質受取額(米ドル) ※日本の税率:20.315% | 435.34 |
⑥配当金:日本でも課税された後の実質受取額(円) ※⑤の円換算 | 49,292 |
⑦保有口数 | 522 |
⑧購入価格(円) | 5,344,096 |
⑨時価評価額(記事作成時点) | 7,290,020 |
⑩評価損益(円)(記事作成時点) ※⑨- ⑧ | 1,945,924 |
⑪評価損益率 ※(⑨÷⑧)-1 | 36.41% |
⑫利回り(Distribution Yield)(記事作成時点) 参照したサイト https://www.etf.com/RWR#overview (「Distribution Yield」を参照) | 2.82% |
確定申告で二重課税の控除を受けられます
上記の通り、海外ETFや海外の株などからの配当収入を日本国内の居住者が得た場合は、現地 (海外) で課税され、さらには日本でも課税されます。これを二重課税と言います。
確定申告を行うことで、条件を満たす場合はこの二重課税分の控除を受けることができます。(外国税額控除)
詳しくは以下(↓)の記事をご覧ください。
海外ETFとインデックス投資について
海外ETFとは
ETFとは、「exchange traded fund」のことで、日本語では「上場投資信託」と言います。
ETFは、複数の株式などの有価証券を組み合わせてパッケージ化して1つの金融商品にしたもので、株式と同様に市場で売買ができます。
日本にもETFはありますが、その海外版なので、「海外ETF」と言います。
インデックス投資について

インデックス投資とは
インデックス投資とは、「インデックス(市場の動きを示す指数)」と同じ値動きをすることを目指して運用する投資手法のことです。
インデックスの代表例は、日経平均やTOPIX、ダウ工業株平均といった株価指数です。
インデックス投資は、投資信託でしかできないと紹介しているものもありますが、それは違います。
ETFでもインデックス投資は可能です。
インデックス投資は、市場連動型の投資ですので「あるがまま」の投資手法です。コロナショックのような全世界の株価が急落する場面や、逆に景気の急回復で株価が急騰する場合においても、人の判断で株価を売買することはありません。すべてを受け入れるのです。
とにかく、人の判断を最小限にして、ルールを守って、定期的に買付を行ったり、バイ・アンド・ホールド(一度買ったら手放さない)としたりすることが大事です。
投資対象がインデックスであっても、人の判断でその投資対象の商品の売買を繰り返していては、インデックス投資のメリットが薄れてしまいます。
インデックス投資が注目される理由
なぜインデックス投資が注目されているかというと「他の手法ではインデックス投資にかなわない」と言われているからです。
統計的には、人の判断で積極的に売買を繰り返す投資手法(アクティブ型)よりも、市場の波に身を委ねるだけの、あるがままの投資手法(パッシブ型・インデックス投資)の方が良いパフォーマンスになる可能性が高いことが分かっています。
もちろん、アクティブ型の投資手法の中には、インデックス投資よりも優れた成績を収めているものもあります。あくまで全体の統計・傾向の話です。
海外ETFでインデックス投資をするメリット
海外ETFでインデックス投資をするメリットは以下の通りです。
- 同じ投資対象(インデックス)であれば、運営コスト(経費・信託報酬)は、海外ETFの方が投資信託よりも安いものが多い。
- 海外ETFは、株と同じように市場で取引できる。
- 海外ETFは、配当を受け取ることができる。(投資信託でも配当は生じますが、多くは再投資に回されるため実感がわかない)
投資信託(積立)でインデックス投資をするメリット
私はNISAにおいては投資信託(積立)でインデックス投資をしています。投資信託(積立)でインデックス投資をするメリットは以下の通りです。
- 日本の証券口座で取引ができる。(海外ETFは海外株式用の口座が必要。また、海外ETFは円・ドルの資金移動も必要)
- クレカ決済とすることでクレジットカードのポイントも貯まる。(以下の記事ご参照)
- 自動的に定期的・定額(例、毎月1万円)の買い付けができる。(海外ETFは株価単位での買付)
「インデックス投資」と「コツコツ投資」は相性バツグン
「インデックス投資」と「コツコツ投資」はとても相性がいいです。以下のような共通点があります。
- 一日中株価の値動きを気にしたり、頻繁に株の売買をしたりする必要がないので時間がなくてもできる
- 定期的に買い付けることで時間的分散になる
- 幅広い銘柄に分散投資する効果がある
こちら(⇓)でコツコツ投資の詳しいポイントをご紹介しています。
RWRとは
RWRは「SPDR Dow Jones REIT ETF」のことです。
「RWR」は「SPDR Dow Jones REIT ETF」を市場で取引するためのティッカーシンボル(取引コードのようなもの)です。
RWRの指標(インデックス)
RWRの指標(インデックス)は、ダウジョーンズ 米国セレクトREIT指数 (Dow Jones US Select REIT)です。
RWRの特徴

前述の、ダウジョーンズ 米国セレクトREIT指数 (Dow Jones US Select REIT)の構成銘柄は、商業用・住宅用不動産を所有または運営し、時価総額2億ドル以上かつ不動産事業からの収入が総収入の75%以上を占める企業であることが条件となっています。
つまり、RWRは実質的に、米国において上場されているREIT(不動産投資信託)を包括的に投資対象としています。これがRWRの特徴です。
よって、RWRひとつでアメリカの幅広い不動産に投資するのと同等の効果があります。
経費率は0.25%で、不動産対象のETFとしては安めになっています。
XLREとの比較
アメリカの不動産を対象とした海外ETFの一つにXLREがあります。
両者の比較・違いは以下のとおりです。
比較項目 | XLRE | RWR |
対象 | S&P500の不動産セクターのみを対象 | 指数対象となるREIT全体 |
組入銘柄数 | 29 | 115 |
経費率 | 0.12% | 0.25% |
利回り(Distribution Yield) | 3.14% | 3.28% |
記載内容は2021年10月9日時点のものです。
RWRのほうが、指数対象となるREIT全体を対象としているため、組入銘柄数は多く、分散効果が効いていると言えます。
利回り(Distribution Yield)は、比較時点ではRWRの方がわずかですが高かったです。
一方、経費率はXLREはRWRの半分以下ですので、パフォーマンスが同程度であれば、XLREのほうがコスパに優れていると言えます。
一概にどちらが優れているとは言えません。分散効果のメリットをどう捉えるか、今後のパフォーマンスの違いなどによって、優劣の考え方は異なります。
RWRの年間配当(分配)回数
年4回です。
今回いただいたものは年4回分の1回ということになります。
RWRの値動き(チャート)
※ スマートフォンの場合は横向きが見やすいです。

現時点の株価と経費率
※楽天証券のHPに移動します。
過去の履歴
2020年10月
2020年12月
2021年3月
2021年6月
- いただいたとき:2021年6月30日
- 配当金(外貨税込):363.84US$
- 配当金(アメリカでの課税後の差引金額):327.46US$(36,040円)
- 配当金(日本でも課税された後の実質受取額):260.95US$(28,719円)
- 利回り(Distribution Yield):3.17%
- 保有口数:522口
- 購入価格:5,344,096円
- 2021年7月17日時点の時価評価額:6,258,882円
- 2021年7月17日時点の評価損益(円)と評価損益率:++914,786円、+17.12%
2021年9月
①配当受取日 | 2021/9/30 |
②配当金:税込金額(米ドル) ※アメリカで課税される前の金額 | 399.55 |
③配当金:米国での課税後の差引金額(米ドル) ※②から税率10%が控除 | 359.59 |
④配当金:米国での課税後の差引金額(円) ※③の円換算 | 36,040 |
⑤配当金:日本でも課税された後の実質受取額(米ドル) ※日本の税率:20.315% | 286.56 |
⑥配当金:日本でも課税された後の実質受取額(円) ※⑤の円換算 | 31,350 |
⑦保有口数 | 522 |
⑧購入価格(円) | 5,344,096 |
⑨時価評価額(記事作成時点) | 6,253,937 |
⑩評価損益(円)(記事作成時点) ※⑨- ⑧ | 909,841 |
⑪評価損益率 ※(⑨÷⑧)-1 | 17.03% |
⑫利回り(Distribution Yield)(記事作成時点) | 3.32% |
その他保有銘柄・ポートフォリオ・資産運用状況
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最後に

RWRは、株式を対象とした海外ETFに比べて変動幅が大きく、コロナからの回復も遅かったので、心臓に良くなかったです。
最近は持ち直したのでよかったです。
今後もバイアンドホールド(一度買ったら手放さない)していきたいと思います。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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